Weingut Hamm

ハム

Weingut Hamm

Rheingau|Winkel

ラインガウの伝統を土台に、BIOと新しい世代の感性で輪郭を磨き続ける造り手。

Hamm は、ラインガウの中心で長く家族経営を続けてきたワイナリーです。1990年から有機認証を受け、現在は Aurelia Hamm の世代が加わることで、伝統を土台にしながら新しい表現へと静かに歩みを進めています。

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概要

FINDEST が Weingut Hamm を 大切に扱う理由

Hamm の魅力は、ラインガウらしい端正なリースリングを軸にしながら、有機栽培への早い取り組みと、世代交代による新しい輪郭の両方を備えている点にあります。

1990年から有機認証を受けてきたこの蔵では、流行としてではなく、土地と向き合う姿勢としてBIOが根づいてきました。そこに現在は、Aurelia Hamm の世代が加わり、伝統を土台にしながらも、自身の感覚を反映した造りへと更新が進んでいます。

FINDEST が Hamm を大切に扱うのは、単に歴史があるからではありません。ラインガウの品格を保ちながら、次の世代の言葉でそれを磨き直している点に、明確な魅力があるからです。

経営
ラインガウの家族経営
栽培
1990年からの有機認証
品種
90%を占めるリースリング
現在地
次世代による更新
Weingut Hamm Aurelia portrait photograph

造りの姿勢

伝統を受け継ぎながら、 自分の輪郭を磨く造り

Hamm は4代にわたり家族で受け継がれてきたワイナリーです。現在は Aurelia Hamm が新しい世代として加わり、歴史ある蔵に静かな更新をもたらしています。

彼女自身の言葉でも、大切なのは「伝統を守ること」と「自分の手で自分の輪郭をつくること」の両立です。それは過去を否定することではなく、受け継いだ土台のうえで、自分の時代の表現を育てていくことでもあります。

土地の文脈

ライン川とタウヌス山地に守られた ラインガウの骨格

ラインガウでは、南向きの畑が十分な日照を受け、さらにライン川の反射光と蓄熱の働きがぶどう栽培を支えています。北側ではタウヌス山地が冷たい風や強い雨を和らげ、この地域ならではの穏やかな環境を形づくっています。

土壌は一様ではなく、場所によってレス、ローム、砂質土壌、スレート、珪岩などが現れます。Hamm のワインは、そうしたラインガウの多層的な条件を背景に、明るい果実味と輪郭のある酸、そして端正な余韻へとつながっています。

Weingut Hamm Rheingau landscape
Weingut Hamm Riesling bottle photograph

ワインフォーカス

リースリングに表れる Weingut Hamm の輪郭

Hamm の中心にあるのは、やはりリースリングです。

軽やかな果実味を前に出した Gutswein、部分的に木樽発酵を取り入れた Alte Reben、そしてスレート土壌の個性を映す Dachsberg。同じ品種のなかでも、醸造と畑の違いによって表情を描き分けているのが、この蔵の面白さです。

果実の明るさを保ちながら、産地の輪郭へときちんと着地させること。そのバランス感覚に、Weingut Hamm の現在地があります。

評価と実績

継続して積み重なった信頼

Gault&Millau
3房
家族経営
4代続く家族経営
BIO
1990年から有機認証
世代交代
2015 / 2016 世代交代

Hamm の価値は、単発の話題性ではなく、長く積み上げてきた姿勢の一貫性にあります。

4代続く家族経営、1990年からの有機認証、そして現在の世代による更新。ラインガウの土地と向き合いながら、日常のワインから上位レンジまで丁寧に表現を積み重ねてきたことが、この蔵の信頼につながっています。

派手な実績の羅列よりも、継続して守られてきた質の感覚として読むのが自然です。

Weingut Hamm cellar atmosphere photograph

歴史の接点

日本との静かな接点

歴史
日本初期の醸造技術指導の文脈で言及
位置づけ
神話化せず、実在した接点として扱う

Hamm の歴史を語るうえで、日本との接点も見過ごせません。

Heinrich Hamm は、日本の初期ワイン造りに関わる技術指導の文脈で言及される存在です。サントリー登美の丘ワイナリーの沿革でも、近代的なワイン造りの先駆けとして、ドイツから招かれた醸造技師ハインリッヒ・ハムの名が記されています。

このページでは、それを大きな神話として強調するのではなく、ドイツと日本のワイン文化のあいだに実際に存在した接点として、静かに位置づけるのがふさわしいでしょう。FINDEST にとってもこの背景は、単なる逸話ではなく、日本でこのワインを紹介する意味に自然な奥行きを与える要素です。

風景と空気

ラインガウの風景と、 そこに続く家族の仕事

ここでは説明を少し離れ、畑の空気、家族の気配、そしてラインガウらしい輪郭を視覚から受け取れるようにしています。土地、人、品種のつながりを静かに感じてもらうためのギャラリーです。

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取扱ワイン

Weingut Hamm のワイン

取扱ワインを見る →

/ Weingut Hamm

2017 Rheingau Riesling trocken

柑橘〜青リンゴ寄りの果実に、ハーブのニュアンスとミネラルの芯。酸が輪郭をつくり、クリーンで食中向きに伸びる辛口リースリング。

/ Weingut Hamm

2017 Rheingau Rieslingfeinherb

柑橘と白桃の果実に、ほのかなハーブ感とミネラルの芯が重なる feinherb Riesling。やさしい丸みを持ちながらも、酸が全体を整えて食中で扱いやすい。

/ Weingut Hamm

2017 Winkel Riesling Alte Reben feinherb

Winkelの古樹由来の密度感を、柑橘〜黄果実とミネラルの芯で端正にまとめたRiesling。酸が輪郭を作り、feinherbの“ほのかな甘み”が口当たりを丸くして食中で使いやすい。

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